コロラド州 大麻合法化法案成立による歳入と支出節減で毎年6,000万ドル生み出す可能性

投稿日時 2012-12-29 | カテゴリ: NORML News

2012年8月23日(木)
コロラド州デンバー : コロラド州法律・政策センター(Colorado Center on Law & Policy)が作成した予算の分析によると、今秋、大麻合法化に関する州民投票法案が通過し施行されると、節約や歳入で毎年6,000万ドルが生み出されるという。


修正案64号(Amendment 64、別名Regulate Marijuana Like Alcohol Act of 2012)は、21歳以上の州民による1オンス以内の大麻の所持または・および6株までの大麻草の栽培を可能にする法案だ。この法案はまた、長期的には、免許を受けた小売店による大麻の商業的な生産と販売を統治する規制の確立を求めている。

 

コロラド州は、オレゴン州とワシントン州に加え、今秋、大麻の個人使用に関する法律を実質的に改定する法案を州民投票にかける3つ目の州である。

今回の分析によると、修正案64号が施行されれば、結果的に、刑事司法のコストで1,200万ドルが節減、連邦消費税の税収で2,400万ドル、州の消費税の税収で870万ドル、また諸地域の税収で1,450万ドル、さらに数百の仕事を生む可能性がある。

分析担当者らはまた、2017年には、これらの節減額や歳入が2倍になると見ている。

パブリック・ポリシー・ポーリング社がおこなった8月の世論調査によると、コロラド州民は、47%対38%で同法案を支持している。無所属の有権者(58%対22%)、民主党支持者(59%対22%)ともに支持の結果だったが、それに対して、共和党派有権者の同法案支持者は26%に留まった。

詳細は http://www.regulatemarijuana.org. をご覧ください。コロラド法と政策センターによる全文(PDF)は次のサイトにあります。
http://www.cclponline.org/postfiles/amendment_64_analysis_final.pdf.

2012の各州における住民投票に関する情報は次のサイトにあります。
http://norml.org/about/smoke-the-vote.

Source: NORML News
Colorado: Passage Of Marijuana Legalization Measure Would Potentially Yield $60 Million In New Annual Revenue And Savings, Study Says
Thursday, 23 August 2012

翻訳:bongyo





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