2012年11月15日(木)
ワシントン州シアトル: ワシントン州の郡検事らは今週、罪状の軽い数百の大麻所持事犯を不起訴にした。この決定が下されたのは、州の有権者らが住民発議502号(Initiative 502)の承認を決めた数日後だった。I-502は、成人による1オンス(約28g)までの個人的な使用目的の大麻の所持(および、大麻を煎じた固形製品16オンスと液体製品72オンスの所持)に対する刑事罰を排除するもので、2012年12月6日に施行される。
マスコミの報道によると、キング郡およびピアース郡、スポーケン郡、クラーク郡の検事らは、罪状の軽い数百の起訴保留中の大麻所持事犯を不起訴にすることを決めた。
キング郡検事ダン・サッターバーグは、シアトル・タイムズ紙に次のように述べた。「I-502の施行は12月6日になってからですが、来月合法になる行為に対して引き続き刑事罰を求めていくことに意味はありません。・・・州民には、政策の転換に票を投じた時、その新政策の発効日にこだわりはありませんでした。ただ、少量の大麻の所持を刑事罰として扱うべきではないということは、はっきりと主張していました」。
同じく大統領選の日に合法化法案、修正案64号を通過させたコロラド州では、郡の検察官数名が大麻所持に特化した保留中の刑事事件を同じように免訴している。修正案64号は、来月にも施行されると見込まれている。
詳しい情報は、NORML理事長アレン・セント・ピエール(電話(202) 483-5500)、またはNORML副理事長ポール・アルメンターノ(メール paul@norml.org)にお問い合わせください。
Source: NORML News
Prosecutors Dismissing Cannabis Charges Ahead Of New Legalization Laws
Thursday, 15 November 2012
翻訳:bongyo
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