2013年3月2日 記事 By RFI
フランスが大麻をベースとした治療薬の合法化を検討している。合法化が実現すれば、治療を目的とした大麻製剤の使用をフランスの法律が初めて許可することになる。
現在、医者の中には、Sativexとして知られる筋肉鎮痛薬の合法化は、さまざまな病状に悩む患者らにとって大きな前進の一歩になると言う人たちがいる。
フランスでは現在、大麻成分を含有する薬物の商業的な販売は禁止されているが、マリソール・トゥーレーヌ厚生大臣は先日、国の医薬品管理機構(ANSM)に、Sativexの販売と使用を許可した場合の分析を依頼した。
Sativexは、多発性硬化症の症状を緩和する鼻腔または口腔用スプレーで、スペインや英国など、ほとんどのヨーロッパ諸国で入手することができる。
Sativexの販売を可能にするには、フランスの現行法を改正する必要がある。
トゥーレーヌ厚相は、この動きが大麻の非犯罪化への一歩ではないことを断言している。とは言え、連立与党内若手の緑の党がこの動きを支持しており、ヴィンセント・ペイロン文部大臣は昨年、この問題についてディベートの場を持つことを支持して右派を憤慨させている。
Source: RFI
France may legalise cannabis-based MS medicine
Saturday 02 March 2013
翻訳:bongyo
どこの国においても、こういう段階では、保守派はただ「大麻はだめだ、だめだ」で討論の場に持ち上げることもせず、逃げるだけ。でも一般の正しい認識が広がると、それがもうまかりとおらなくなる。日本もいい加減変われるはず!
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