サル・パラダイス
クーリエジャポン 5月号
WNH 北米/中南米
正しい知識でハイに!米国で話題の“大麻大学”
このほど、アメリカはコロラド州デンバーで大麻の嗜好品としての合法化を受けて、大麻大学が開校したそうです。
講義内容は、大麻の栽培や品定めについて等。すごいですねえ。
世界は進化していますねえ。
大麻は悪で抹殺すべきだという勢力がある一方で、こうして大麻を人類にとって有用なものとして積極的に学び広めていこうという動きもあるんだねえ。
もうね、大麻が悪なのか、そうでないのかという議論でなくて、これはもう個人の選択の問題だと思います。
「オレは大麻を使うけど、君はどうする?ん、使わないの、うん、わかった。」
てな感じじゃないの。
別に大麻肯定派が大麻を全員に強要してるわけでなくて、ただ自分は使いたいよと言ってるだけだよね。
そうしたなかで、法律でもって、大麻を所持したり栽培した人を捕まえて牢屋にいれるというのは、昔の暗黒政治のようで、時代錯誤という気がしてならないです。
大麻が悪と言う証拠や根拠を示せないまま、法律がそうなっているからと言って逮捕を続けるのは、取り締まる側の怠慢だと思います。
では、大麻が悪でないという証拠はどうでしょう。古今東西、大麻は公にあるいは隠れて使用され続けているのに、大麻摂取による凶悪犯罪というものの記録がないことを示すだけで十分と思います。
あるいは、アルコール依存症の方のためのトリートセンターは世界中に存在するのに、大麻依存症の方のためのトリートセンターが存在しないことでもはっきりしてます。必要ないからです。
グローバル社会があたりまえとなった時代、世界のどこかで起こったことは瞬時に伝わり、その知識は世界中で共用される世の中です。
欧米で大麻の合法化が進み、世界中へそれが拡散していくだろうなか、日本だけ大麻を厳罰で裁き続けることは、世界へ向けて鎖国をするようなものと思われます。
あっ、そういえば、この大麻大学、オンライン化も目指しているとのこと。皆で近々受講してみませんか。
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