赤星栄志氏への公開質問シーズン1-6 赤星さんからの再々回答

投稿日時 2013-04-17 | カテゴリ: 赤星栄志氏との対話

赤星さんからの回答です。10日に再質問してから6日経ったのでぼちぼち返事くれない?というメールを出したところ、すぐに返信を頂きました。4/16 19時着信。



白坂さま

赤星です。下記に回答します。遅くなってすみません。

1-1-1.何を根拠に「大麻以外で実践されているダルク」と言っているのですか?

もちろん、ダルクは薬物依存すべてを対象としています。大麻専門のものではないという意味で、大麻以外で実践されているという表現で書いただけです。

1-1-2.「大麻専門のもの」がどのような目的で成立するのですか?「逮捕された方の心理的ダメージのケア」は大麻とは関係ありませんので。

関係ありませんと最初から狭い意味で捉えるなら、その通りです。提案したのは、「逮捕された方の心理的ダメージのケア」を含むものです。

1-2-1.「大麻専門のトリートメント・センター」を創設して、症例がないという事例を集めて研究論文を書くよりも、自分で「ある」として引用した上述の内容を検証するのが先でしょう。査読を通った論文が海外にあるのに。それはしたのですか?。それをせずに「ないという症例」を集めてどんな意味があるですか?

引用した文献は、日本国内の「症例がある」とした報告の事例なので、別の日本国内の「症例がない」とした報告の事例で、同じエビデンスのレベル(3)で、反論する一つの強力な手段になるという意味があります。先に海外の論文で言われていることと比較して検証すべきという指摘はその通りです。しかし、私は精神科医ではないので、私よりも適切な方が検証して情報発信すべき問題だと思っています。その方が説得力のある反論できるでしょう。私の周辺には、自ら中心となって強力にご協力していただける精神科医を探している段階です。その方を通じて反論したいと思います。

EBM(科学的根拠に基づく医療)と印象操作
~大麻草の記事を読むの巻~
http://www.hemp-revo.net/report/1209.html

現在の医療用医薬品は、全てランダム化比較試験(RCT)で有効性が確認されたものレベル(7)です。
現代西洋医学においては、「医療大麻でガンが治りました!」という体験談レベル(1)や、医療大麻を使った患者をたくさん診ていた医師が「医療大麻は有効な治療になる!」という意見レベル(1)は、信頼性が低いものと見なされ、もっと信頼性の高いデータないの???と言われてしまう現実があると思っています。
ちなみに、症例報告だとレベル(3)なのです。

2-1-1.赤星さんが示したアクション・ペーパーのどこに「大麻でトリートする」と書いてありますか?

文章には書いていません。

4-1-1.元プロボクサーに代打を頼みましたが、いつがいいですか?ご都合をお知らせください。

白坂さん本人を希望します。まつりの祭りのときでよいです。

検証委員会とは別に私個人の意見を求められたのでここで回答します。
今回の内容の大麻専門トリートメントセンターは、白紙撤回します。





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