連邦議会議員が各州大麻法への連邦政府の介入を中止させる法案を提出

投稿日時 2013-04-20 | カテゴリ: NORML News

2012年12月6日(木)

ワシントンDC: 連邦の代議員らは、連邦の規制薬物法を修正して、連邦法が各州の大麻法を阻止しないよう定める、超党派の法案、下院法案6606号(2012年度 州・州民の権利を尊重する法案)を議会に提出した。


同法案は、コロラド州のダイアナ・ディゲット議員が発起人で、様々な州の代議員ら、ブルームノイアー(オレゴン州)、コフマン(コロラド州)、コーエン(テネシー州)、ファー(カリフォルニア州)、フランク(マサチューセッツ州)、グルジャルバ(アリゾナ州)、リー(カリフォルニア州)、ポール(テキサス州)、ピングリー(メイン州)、ポリス(コロラド州)が共同で提案したもの。すでに下院司法委員会に回付されている。

ディゲット議員は法案提出の際、予め用意した声明の中で次のように述べた。「このように、両陣営の議員の方々と共に、州の権限を保護し、連邦政府と各州の軋轢を即座に解消する『州・州民の権限を尊重する法案』について協働することができて光栄です。コロラド州では、州で合法の医療大麻提供者の待遇について連邦政府の攻撃的な政策を目の当たりにしています。州民は声に出して主張し、私も、連邦政府がコロラド州への交付金を否認したり、別の罰則措置を執り、州民の意志を台無しにするようなことがないよう望んでいます」。

加えて、ポリス議員はこう述べた。「コロラドとワシントンの州民は、圧倒的多数で大麻の販売の制度化に賛成票を投じました。コロラド州当局と法執行機関は、有権者の意志を実行するために任務を進めています。私は引き続き、他の連邦議会議員、行政当局者らと協働し、州民の意志が保護されていることを確証するガイダンスを少しでも早く実現できればと思っています」。

下院法案6606号には、次のように記されている。「大麻に関連するいかなる州法の場合にも、本題の規定は、連邦議会の中で、大麻関連の州法を除外して、 刑事罰など、その規定の範囲となる分野を占める意図があるように解釈されてはならないし、本題のいかなる規定も、そのような州法を阻止するものとして解釈されてはならない」

第112連邦議会の終盤、議員らがこの法案に取り組む可能性は低いが、2013年には、議員らによる法案の再提出が期待される。

詳しい情報は、NORML理事長アレン・セント・ピエール(電話 (202)483-5500)または、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.capwiz.com/norml2/issues/

Source: NORML News
Congressional Lawmakers Introduce Legislation To Halt Federal Interference In State Marijuana Laws
Thursday, 06 December 2012

翻訳とコメント:bongyo
今年度、何とか連邦議会でこの動きが承認されれば、今度こそ日本にもその波が。。。期待しましょう。





大麻報道センターにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://asayake.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://asayake.jp/modules/report/index.php?page=article&storyid=3045