サル・パラダイス
ニューズウィーク日本版 2013.4.23号
マリファナ評論家「解放区」の真実を語る
米社会 合法化を進めるコロラド州で活動するプロが明かした変化と店探しの極意
昨年合法化が決まったコロラド州のその後だね。4月20日には「420」のイベントに全米中から集まったって。
で、この記事、コロラドの情報誌でコラム書いてる全米初のマリファナ評論家ウィリアム・ブリーズとのインタビューを載せている。
最大の変化は、街の風景だ。デンバーの22番街を車で走らせると、最後の4ブロックにマリファナの販売所が3軒もある。はじめは、違和感あったけど、今じゃレストランがあるのと同じなんだ。
最大の責務は、マリファナのコラムを毎週書くことで、マリファナが普通のものだって、皆になじませることだ。州の法整備や教育に関するニュースと並んで、私のマリファナのコラムもとりあげられてるんだ。
マリファナを求めるのは若い奴らだけじゃない。自分の母親、あるいはその上の世代に向けて、どんな有用な情報を届けられるかって常に考えてる。
最後にインタビュアーが自分は吸わないけど、あなたの記事はためになると言うと、「それでいいんだ。やらない人でもやってる人を寛容できるようになってきている。そういう風に社会が変化していること、これはすごくいいことだ。」
一足お先に合法化されたコロラドの状況から、将来の解禁された日本の姿を思ってみましょう。
大麻は薬局で売られるのかなあ。あるいは、コーヒーショップみたいなので、認可制で売られるのか、はたまた漢方とか鍼灸の店でも売られたりするのか。
マツモトキヨシとかに今週の一品とかって置いてあったりしてね。
あと、日本人は凝り性だから、オレは大麻を使用して何かを行ういろんな活用法を考え、商売化する気がするよ。
このハイになった状況で、まずは風俗でしょうね、それからメディテーションとか自己啓発とかカウンセリングとかとからめたり、ね。
もちろん、クラブやライブハウスとかも。
あとは、バーチャルリアリティの技術の発達で、さらにリアル体験できるようなマシンをそろえた大人のゲームセンターとかできたりしてね。
そうやって、考えていくと、すごくアベノミクスなんだけどなあ。
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