約82,000名の男性を対象にした11年間にわたる研究で、279名の被験者が膀胱がんを発症した。在ロサンゼルスの南カリフォルニア恒久的医療グループ(California Permanent Medical Group)に所属する研究者で、この研究のリーダー、アニル・トーマス医師によると、大麻のみを喫煙していた被験者は、喫煙していなかった被験者に比べ、膀胱がんを発症する比率が45%も低い(年齢、ボディマス指数(BMI)、人種・民族など調整後)という。また、タバコのみの喫煙者は、52%リスクが高く、過去の多くの研究に整合する結果になった。また、両方の喫煙者は28%リスクが高かった。