2012年3月21日(木)
メリーランド州アナポリス: 少量の大麻所持は犯罪とせず、罰金のみを科す上院法案297号が、上院議会で30対16の票差で賛成された。
現在、この法案は下院からの決議を待っている。3月28日木曜日に、下院法務委員会はこの法案に関する意見聴取を行う予定である。
現法下では、量に関係なく大麻所持は軽犯罪であり、90日以内の懲役および500ドルの罰金が科せられる。上院法案297号では、少量の大麻所持は犯罪にならず、上限100ドルの罰金が科せられるだけで、犯罪歴は残らなくなる。
これまで15州では、大麻所持罪を罰金のみに減刑している。そのうちの9州、カリフォルニア、コロラド、コネチカット、メイン、マサチューセッツ、ネブラスカ、ニューヨーク、オレゴン、そしてロードアイランド(2013年4月1日より施行)の州法では、成人による、医療目的ではない大麻の個人的な所持は非刑事の民事罪と定義している。ミネソタ、ミシシッピ、ネバダ、ノースカロライナ、そしてオハイオの5州では、大麻所持は罰金のみの軽犯罪としている。アラスカにいたっては、少量の大麻を個人的に所持することは罪に問わないとしている。
ハワイ、ミズーリ、ニュージャージー、テキサス、そしてバーモントを含む約12州では、同様の州法はまだ成立されていない。
成人の大麻使用を合法とする一方、それらの栽培や販売を規制管理する下院法案1453号についての意見聴取を、火曜日にメリーランド州の下院議員らが行った。
上記の約12州では、これと同様の州法の成立を考えている。
詳細についてはNORML事務局長アラン・サンピエール((202)483-5500)、または NORML広報部長エリック・アルティエリ((202) 483-5500)までお問い合わせください。大麻を合法化する州法修正案に関する追加情報は以下のサイトを参照ください。
http://norml.org/about/take-action-for-marijuana-law-reform
Source: NORML News
Maryland: Senate Lawmakers Vote To Decriminalize Minor Marijuana Possession Offenses
Thursday, 21 March 2013
翻訳:ayanosuke
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