2013年4月11日(木)
メリーランド州アナポリス:医療大麻研究の普及を目指す専門機関を設置する下院法案1101号が、メリーランド州上院議会で、42対4の票差で賛成された。署名して法律を成立させると期待を受けるマーチン・オマーリ州知事(民主)に提出されたこの法案に、下院議員らは以前から賛成している。
同法案では、独立機関として、州保健省内に医療大麻委員会(構成員12名)を設置する。この委員会は、同州の大学病院などに「医療大麻の人道的使用プログラム」の申請を要求すると考えられている。委員会のメンバーらは、このプログラムをどの患者に適用するかを決定し、栽培者らによる治療目的の大麻の提供を認可する見込みだ。
認可された医療センターで実施されるプログラムの参加者ではないが、治療目的に大麻を服用する患者たちは、現州法下では違法行為をしているとみなされ逮捕される(現州法下では、医療目的のみに大麻を使用する患者たちが、治療における大麻の必要性を法廷で積極的に訴えてもよい)。
成人への大麻販売を規制管理する、および・または、現行の刑事罰を罰金を科すのみとすることを盛り込んだ法案は、2013年会期末までに下院法務委員会で承認されなかった。
下院法案1101号は、署名して法律が成立されれば、2013年10月1日より施行される。しかし、州で認可されたすべてのプログラムが施行日までに実施可能になるかは明らかではない。
詳細についてはNORML事務局長アレン・セント・ピエール、または NORML広報部長エリック・アルティエリ((202) 483-5500)までお問い合わせください。
Source: NORML News
Maryland: Lawmakers Approve Measure To Establish 'Medical Marijuana Compassionate Use Programs'
Thursday, 11 April 2013
翻訳:ayanosuke
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