2013年5月16日(木)
カリフォルニア州ロサンゼルス:米国ガン研究学会の年次総会で発表されたデータによると、大麻の煙を定期的に吸引している被験者は、時折吸引するか、全く吸引しない被験者に比べて、肺ガンのリスクが高いことはないという。
カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校の研究者らはこのたび、1999年から2012年の間におこなわれた、世界中の5,000人超の被験者(2,159の症例と2,985の対照群)が関係する6件の症例対照研究のデータを分析。
「われわれの統合結果から、全体においても非喫煙者においても、大麻喫煙の強烈さ、喫煙の期間、または大麻の累積消費量と肺ガンのリスクに重大な関連性はないことがわかった」と報告した。
これまでにおこなわれた症例対照研究でも、大麻の喫煙と、頭頸部のガンや上気道消化器官のガンとの関連性の判明には至っていない。
また、これまでの前臨床研究では、カンナビノイドに、肺ガン細胞の成長を阻害するなどの抗ガン特性があることが立証されている。
詳しい情報は、NORML理事長アレン・セント・ピエール(電話(202) 483-5500)、またはNORML副理事長ポール・アルメンターノ(メール paul@norml.org)にお問い合わせください。
Source: NORML News
Study: No Association Between Cumulative Consumption Of Cannabis Smoke And Lung Cancer Risk
Thursday, 16 May 2013
翻訳:bongyo
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