| サル・パラダイス  クーリエジャポン9月号/カナダ 厳しすぎる大麻政策に国民からも疑問の声 ワールドニュースヘッドライン 北米/中南米
 カナダって、バンクーバーとか大麻合法かと思ってたんだけど、どんな風なんだろうね。記事によると、2006年に与党・保守党が政権を奪還してから大麻取締に力を入れてるんだって。
 6年間で40万人以上の逮捕者を出しているって言うから、日本より逮捕者で言えば多いよね。日本では、年間3,000人くらいだから。
 ただね、これは厳しすぎるぞ。って声が当然上がってるって。 カナダは大麻の使用はさほど珍しいことではないって記事は書いてる。2011年にカナダ保険省が実施した調査では、15歳以上のカナダ人の40%が大麻を吸った経験があるって出てる。 又、調査会社アンガス・リードが昨年行った世論調査では、国民の57%が大麻の合法化を望んでいると出た。 例えば、少なく見積もっても、大麻の所持あるいは使用してる人を1人逮捕するのに警官2人で半日を費やし、2万円かかったとすると、2万円×40万人=80億円。もったいない。
 国民の過半数が別にいいって言ってることに、こんなに予算使って何やってる。もっと、凶悪犯罪とか、難事件とか、解決できてない誘拐事件とかに使うべきではないかと考えるのは、僕だけではないでしょう。
 そもそも、なぜ大麻の使用が禁止されているのか?って話もある。大麻はアルコールと比較して中毒性が弱く、健康面への害も少ないことが多くの研究からわかっている。まあ、今や常識ですよね。
 ねえ、これは外国の話だけど、大麻禁止というのは今や実に古めかしく、時代にあってなくて、無駄な政策だってあらためて思うよね。 
 
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