2013年 6月6日 木曜日
ニューヨーク州ニューヨーク市:アメリカ自由人権協会(ACLU)が先週発表した、全国945群の地域の逮捕データの分析報告によると、アフリカ系アメリカ人は、大麻所持違反によって、白人よりもはるかに多く逮捕されているようである。
この報告によると、2010年、黒人も白人も、ほぼ同率で大麻を消費していたにもかかわらず、黒人の大麻所持による検挙数は、白人のおよそ4倍となっている。ACLUの報告によると、検挙率における人種格差は、ここ10年で著しく大きくなっている。また、アイオワ州、イリノイ州、ミネソタ州、ウィスコンシン州を含むいくつかの州では、アフリカ系アメリカ人は、白色人種よりも約8倍も多く大麻所持により逮捕されている。
全体的に見れば、ACLUが調査した945郡の内908郡において、黒人は、大麻違反による逮捕で白人よりも多かった。
ACLUの刑法変革プロジェクト担当部長であり、本調査の監督者であるエゼキール・エドワードは次のように言った。「我々は、アメリカの地方のほとんどで、人種的に偏った方法で、警察が大麻取締法を執行する為に税金を無駄にしていることを確認した。
ACLUはまた、2010年、州が、約36億ドルを大麻所持法の執行に費やしており、10年前から30%増えていると推定した。その内訳は、1,747,157,206ドルが警察の取締り費、1,371,200,815ドルが大麻所持事案の裁決の費用、そして495,611,826ドルが大麻所持で投獄された場合の費用となっている。
2010年、警察は、大麻違反で約854,000人を逮捕している。
詳しい情報は、NORML事務局長アレン・セント・ピエール(202) 483-5500まで。また、ACLUの報告全文である、"The War on Marijuana in Black and White,"は http://www.aclu.org にて閲覧できます。
Source: NORML NEWS
Study: Black Arrest Rate For Marijuana Offenses Four Times That Of Whites
Thursday, 06 June 2013
翻訳:居酒屋みつ
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