2013年6月20日(木)
ネバダ州カーソン・シティ:共和党のブライアン・サンドバル ネバダ州知事は、医療大麻の栽培・分配をおこなう 66 の施設の新規設置を認可する上院法案 374 号(Senate Bill 374)に署名した。
この法律の下では、州の規制当局が、大麻および大麻由来製品の栽培、試験、および認定患者への分配をおこなう免許を受けた施設の新規設置を監視することになる。同州では2000年の住民投票により、州法の修正案が施行された。この修正により、州議会には、医師が、資格を有する患者に大麻の使用と栽培を認可する権利を与えるよう義務付けられた。しかし、医療用大麻を入手できる施設の提供を定めるものではなかった。
現ネバダ州法の下、およそ3,800人の州民が大麻の栽培および/または使用について、州の認可を受けている。
上院法案 374 号は、ディスペンサリーの 25 マイル圏内に住んでいる患者に対して、大麻の自家栽培に制限を課すもの。しかし、地元のディスペンサリーが提供していない品種の大麻を栽培している患者に対しては、同種に限って、自家栽培の継続を許可している。また 2013 年 6 月 1 日以前に大麻を栽培したことがある患者に対しても、そのことが確認されれば、2016 年 3月 31 日までの栽培継続を許可している。
さらに、所持制限を1 オンスから2.5 オンスに、また栽培制限も成熟株 3 株から 12 株に修正する。
州の免許を受けた施設が取り扱う医療大麻製品は、州の標準消費税と 4 %の消費税の対象となり、その 75 %は教育へ、また 25 %は規定の実施と執行に向けられる。
現在、アリゾナ、コロラド、ニュージャージー、メーン、ニューメキシコ、ロードアイランドの各州で、州認可の医療大麻ディスペンサリーが運営されている。また、コネチカット、マサチューセッツ、バーモントの各州、およびワシントンDC では同様のディスペンサリーが運営までの準備段階となっている。
詳しい情報は、NORML首席報道官エリック・アルティエリ(電話(202) 483-5500)または、NORML副理事長ポール・アルメンターノ(メール paul@norml.org)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
Study: Black Arrest Rate For Marijuana Offenses Four Times That Of Whites
Thursday, 20 June 2013
翻訳:bongyo
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