サムライ・シーズ
世界初の産業大麻村への種は播かれた 2 [ニュージーランド報告]
2013/10/20 ニュージーランド タラナキ地方
世界初の産業大麻村への種は播かれた1 はこちら
こちらの記事でご紹介しましたHemp TechnologiesのGregory Flavallさんへ会いにNZタラナキ地方へ行ってきました。 富士山に似てるとしても有名なタラナキ山(Mount Taranaki)がどこからでも見えるエリアで人口10万人、NewPlymouthという小洒落れた街があり空港もそこへオークランドから出ています。
Gredさんがその日の朝、予定通りに車で奥さんと一緒に迎えに来てくれて今日の流れを簡単に確認した。 これから産業大麻村を手伝っている農家の娘さんの所有する畑2ヘクタール(東京ドーム半分以下)に今季はじめて種を蒔きに向かってるとの事。 1時間ほどで到着するとお父さんがNZ製のスプレッダーをSuzuki製のATVに取りつけ慣れた様子で子供たちと一緒に種をまき散らしてしていたのが印象的だった。 赤ちゃんとこども達を入れて20人弱がほとんど親戚で今回の播種を手伝いに来てるらしいが本当に無邪気なこども達で都会にはいないタイプでした。
しゃべりながら1時間もしない内に終了であとは羊たちが種を蒔いた畑を犬に追われながら行ったり来たりして種を土にかぶせていくのだそうです。 なんとも合理的で役割分担ができているなぁと感心するばかりでしたがその後も飛行機の出発までの間、Gregory FlavallさんからHemp Technologiesの今後を聞いてみました。
彼は以前、白坂さんへはサンプルをお送りしたHempOilよりも建材に可能性を感じてると言いました。 自身もビルダーで25年以上住んでいた北米にノースカロライナ州を皮切りに世界各地でHempHouseを創っています。 現在も2つのプロジェクトが進行中で休みなしで働いている様子でした。でも決して疲れてるわけではなくむしろ楽しんで充実してるようでしたよ。 コンテナ1つ分の麻建材で3LDKの家がおよそ2つ建てられるそうです。その他にもHemp KombuchaやHempVodka, 液体ソープにクリーム特にハニーが人気でもう売れ切れ寸前なんだそうです。 自慢のHemp Blockは予想以上に軽く使いやすくなにより生活に密接な家の建材としては無害で麻の家と畳の相性なんてバツグンなんだろうなって思いました。 日本の麻にもとても興味があるらしく親切で好奇心も旺盛でいろいろと話をすることができて今後もプロジェクトに参加できればと思っています。
最後にまた一句 「麻の種 蒔いて待つのは 雨と夢」…
それでは皆さん2分と短いですが動画見てNZを感じ頂けば幸いです。
写真1 Haydenさん一家
写真2 NZ製のスプレッダー
写真3 HempVodka
写真4 Taranaki Hemp Oil
写真5 アニマル用のHempBedとKombucha、石けんやクリーム
写真6 GregさんとHemp製の建材サンプル
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