2013年8月15日(火)
オレゴン州セーラム:民主党のジョン・キツヘイバー州知事は、州の免許制による医療大麻施設の設立に向けた規制を設ける下院法案3460号に署名し、法律として成立させた。同法により、オレゴン州保健当局(Oregon Health Authority)に、以後数カ月に渡って、州の大麻販売システムを統制するための規則・規定の作成が任される。
オレゴン州の有権者らは1998年当初、医師が認定患者に対して大麻の使用と栽培を認可できるよう、州議会に義務付ける、州の住民発案を承認した。しかし、この法律には、認定患者への大麻の販売を希望する店舗に対する法的保護ついては明記されていなかった。
現在、オレゴン州全域では、約200の大麻販売施設が無免許で運営されている。また、57,000名の州民が、州に登録して治療用に大麻を使用している。現在、アリゾナ、コロラド、ニュージャージー、メーン、ニューメキシコ、ロードアイランド、バーモントおよびワシントンの各州では、医療大麻ディスペンサリーが免許制で運営されている(カリフォルニア州のディスペンサリーは州の免許を受けていない)。同様のディスペンサリーが、コネチカット、イリノイ、マサチューセッツ、ネバダ、ニューハンプシャーの各州でも運営開始の準備中となっている。
オレゴン州は今年、州による、医療大麻の生産と販売を可能にする法律を施行する4番目の州となった。
詳しい情報は、NORML事務局長アレン・セント・ピエールまたは、NORML広報部長エリック・アルティエリ(電話(202)483-5500)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
Oregon: Governor Signs Law Authorizing Medical Marijuana Dispensaries
Thursday, 15 August 2013
翻訳:bongyo
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