ご無沙汰を致しました。大麻報道センター主宰の白坂です。
このサイトの読者の方にはすでに旧聞に属しますが、去る9月29日、私が主催したイベント、「あとの祭り」において、警察の検問と会場の捜索を受け、私と桂川さんはそれぞれ家宅捜索を受け、結果、逮捕されました。検問でも一名が逮捕されています。
事件の詳細については公判への影響を考慮し、現時点での言及は控えさせて頂きます。ご了承下さい。
このような事態を招いたのは、ひとえに私の慢心、傲りが原因であると、深く反省し、ご迷惑をおかけしたみなさま、天平の森のみなさま、参加してくれたゲストや参加者のみなさまに、深くお詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした。
検問の可能性はいつもある。それはこのようなイベントを実施する際の前提でした。が、踏み込まれるとは思ってもみませんでした。日本でも合法的に使える医療大麻CBDを祝い、誰に迷惑をかけるわけでもなく、平和的に集い、焚き火を囲んで歌ったり、踊ったり、語ったりしているだけなのに、警察権力が乗り込んでくるなど、いくらなんでもそこまで野蛮で下卑て破廉恥で品性のない愚鈍な真似を我が長野県警がするはずがない、と、私はそう思っていました。それが私の慢心であり、傲りでした。
私は12月16日に保釈で留置場を出ました。逮捕直後から接見禁止が付き、誰かさんのせいもあって、外部との意志疎通が極めて不十分なまま過ごし、保釈されてようやく状況が把握できてきたところです。
私の逮捕後もこうして大麻報道センターの更新が続いていたこと、いろいろな人たちが、それぞれに素晴らしい動きをしてくれて、助けてくれていること、そのことに、こころから感謝しています。今回の逮捕で私が何よりも感じたのは、そのことでした。
桂川さんはまだ勾留されています。弁護士や地元の関係者たちとも相談しながら、最善の策を模索しなければと調整中です。
私の裁判はまだ公判の日程が決まっていません。公判前整理手続きという流れに乗った裁判になったので、裁判官と検察官と弁護人と被告人が、公判前に予め証拠や証人などについて協議するとのことです。私の裁判では、今回の逮捕は違法捜査による不当逮捕であるという点と、医療大麻を懲役刑で禁止している大麻取締法第4条の2と3は生存権を侵害する憲法違反の規定である点などを中心に、主張したいと考えています。
天平の森はとても素敵な場所でした。眼下に広がる安曇野の夜景、降るように瞬く満天の星、雲ひとつない快晴の朝。日本でも合法的に使える医療大麻、CBD製品のお披露目と紹介にふさわしい天候に恵まれました。ギターやべース、ドラムもよかったし、ウクレレも、舞も、ディジュも、語りも、謡いも、食事も、釜焼きピザも、生ビールも、よかったのに、・・・あいつらさえ来なきゃ、呼んでもねえのに来やがって、ったく、入場料払ったのか?
多くの人がCBDババロアを食べ損ねたと思いますが、次の機会に大盛りで振る舞いますので、ご容赦ください。
またご報告します。
お詫びと、取り急ぎのお知らせまで。
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