2013年9月26日(木)
ニュージャージー州トレントン:共和党のクリス・クリスティー州知事は、医療大麻に関する州の規制を修正する上院法案2842号(SB2842)に署名し、法律として成立させた。
ニュージャージー州では、3 年前に医療大麻プログラムが開始され、当時から州認可の栽培者や販売者が取り扱う医療用大麻を 3 品種(strains)以下に制限するという要件が取締規則になっていた。今回の新法は、この要件を修正するもの。同修正案の支持者らは、3 品種の上限を切り上げることにより、カンナビジオール(CBD)含有量が多い品種の取扱いを増やすことができる、と主張してきた。CBDは、精神作用のないカンナビノイドで、さまざまな治癒属性を持っている。しかし現状、大麻の主な精神作用成分であるTHCを高濃度に含むように交配されている従来の品種には、わずかしか含まれていない。
また、SB2842により、大麻取扱者は大麻成分含有食品の生産も許可される。しかし、知事は、その消費者を18歳以下の未成年に限定するという考えだ。
知事は以前、未成年の保護者 にとって医療用大麻が入手しやすくなるよう、規則の合理化を求める法案の文言を否認している。
現行のニュージャージー州法では、認可された患者の両親は、州認可のディスペンサリーにおいてのみ、医療用大麻の購入が許可されている。しかし、これまでのところ、施設の開設・運営にはほとんど至っていない。同州の経済開発機関(Economic Developmental Authority )は今月初め、10月中旬に開業予定の『思いやりのケア機構』(Compassionate Care Foundation)のディスペンサリーに対する375,000ドルの融資を承認した。
詳しい情報は、NORML事務局長アレン・セント・ピエールまたは、NORML広報部長エリック・アルティエリ(電話(202)483-5500)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
New Jersey: Governor Signs Legislation Amending Aspects Of State's Medical Cannabis Program
Thursday, 26 September 2013
翻訳:bongyo
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