2013年9月26日(木)
ワシントン, DC:連邦麻薬取締局(DEA)がインターネット上で公表した統計によると、DEA が没収した室内・室外栽培の大麻草の量は、2011年から2012年までに激減し、現在、過去約10年間に報告された中でも最低レベルとなった。
DEAの『2012年度国内大麻撲滅・抑圧統計報告』(2012 Domestic Cannabis Eradication/Suppression Statistical Report)によると、全国でDEAが没収した大麻草の総数は、2011年から2012年までの間に42%減少している。この傾向は継続的なもので、その没収量は、2010年から2011年までの期間では、35%減少している。
2010年、DEAが処分した大麻草は1,030万本に及んだ。(この数字には、DEAが通例毎年没収・処分する野生のヘンプ(訳注:産業用の大麻草)、数千万本は含まれていない。なお、同局の報告には現在、その分類項目が削除されている。)しかしその総数は、2011年までに670万に減少し、現段階で最新のデータによると、2012年には、およそこの10年間で最低となる390万本にまで減少した。
このような全国的な没収量の減少は、カリフォルニア州での没収量が減ったことが主な原因だ。カリフォルニア州におけるDEAによる没収量は、30年間ほど続いた大麻栽培撲滅運動(CAMP)(Campaign Against Marijuana Planting)プログラムが縮小され、のちに解体されたことに伴って、2010年以降、73%減少している(ほぼ記録的となった2010年の740万本から、2012年の約200万本)。なお、同じ期間中、他の州では撲滅運動がほとんど変わらない形で継続されている。
詳しい情報は、NORML事務局長アレン・セントピエール(電話(202) 483-5500)、またはNORML副事務局長ポール・アルメンターノ(メール paul@norml.org)にお問い合わせください。DEAによる報告 "2012 Domestic Cannabis Eradication/Suppression Statistical Report" は、以下のサイトに掲載されています。
http://www.justice.gov/dea/ops/cannabis.shtml
Source: NORML NEWS
DEA: Marijuana Plant Seizures Decline To Lowest Levels In Nearly A Decade
Thursday, 26 September 2013
翻訳:bongyo
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