2014年1月9日(木)
テネシー州ノクスビル:ジャーナル『嗜癖行動学』(Addictive Behaviors)で今月公表され
た調査データによると、近親者間暴力に発展するのは、大麻ではなく、アルコールの使用だという。
フロリダ州とテネシー州立大学の研究者チームは、90日間に渡り、交際している異性がいる18歳
から22歳までの男性による飲酒および/または大麻の使用と、個々の相手に対する肉体的、性的、
心理的な攻撃の増加について関連性を評価した。
研究者らは、「アルコール摂取日、アルコール大量摂取日(標準的なアルコール飲料5杯以上)と、
摂取量が増えている日に、肉体的および性的な攻撃の割合が増加している。心理的攻撃の割合が増
加したのは、大量摂取日のみだった」と報告。
一方で、「大麻を使用した日には、どのような攻撃も増加しなかった」ことを明らかにした。
そして、次のように結論した。「今回の結果は、アルコールを使用すると心理的、肉体的、性的な攻
撃が増加するという点で、アルコールの使用と近親者間暴力の理論モデルおよび、過去の研究に一
致しました」。
詳しい情報は、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせくださ
い。この研究の全文 "Acute alcohol use temporarily increases the odds of male perpetrated dating
violence: A 90-day diary analysis" は、Addictive Behaviors に掲載されています。
Source: NORML NEWS
Study: Alcohol, Not Cannabis, Associated With Intimate Partner Violence
Thursday, 09 January 2014
翻訳:bongyo
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