2013年12月12日木曜日
モンテビデオ・ウルグアイ : 今週、ウルグアイ上院は、認可を受けることで大麻の生産と小売販売を18才以上の全国民に認める法案を可決した。当法案は、ウルグアイ下院で数ヶ月前に可決されている。現在、この法案はホセ・ムヒカ(Jose Mujica)大統領の元へと送られた。大統領は数日のうちに法案に署名する意向を示している。
当法案が承認されれば、ウルグアイは大麻の生産と販売を免許制度のもとで規制する近代史上初めての国となる。
「この法案は、闇市場を特定し白日の下に晒すことで、違法薬物の取引に終止符を打つ試みなのです」とムヒカ大統領は声明の中で語った。
「ウルグアイでの取り組みは歴史的なものだが、これらの取り組みは独立した出来事ではない。アメリカ国内外の両方で、大麻犯罪化の国民的・政治的な支持は崩壊しつつある。また、そうあるべきなのだ。」と、NORML広報担当エリック・アルティエリは来るべき法改正について語った。
承認待ちの当法律の下で、ウルグアイの住民は一ヶ月に40グラムまでの大麻を合法的に購入することが可能となる。(外国人への販売は認められない。) 価格規制として、州営の小売店で購入できる大麻の価格は1グラム1ドルに設定される見通しだ。成立予定の当法案では、各家庭で6株までの大麻を栽培することも認めている。また、協同組合の設立も認めており99株もの栽培が可能となる。
新政策を管理する規制については、法律制定後から4か月で準備が整う予定だ。
現在、ウルグアイでは個人使用の大麻所持は刑罰の対象にはならないが、大麻の栽培と販売は刑事犯罪として分類されている。
詳しい情報は、NORML理事長アレン・セントピエールにお問い合わせください。または、広報担当エリック・アルティエリ(電話 (202) 483-5500)までお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
Uruguay: Lawmakers Authorize
Marijuana Production And Sales
Thursday, 12 December 2013
翻訳:ゴブリン
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