2014年1月16日(木)
イスラエル ハイファ:「アルコールと薬物に関する研究ジャーナル」(Journal of Studies on Alcohol and Drugs)1月号で公表された調査データによると、学校に薬 物試験(SDT)プログラムを課しても、生徒による規制薬物の使用を制限するのに効 果はないという。
イスラエルと米国の研究者らは、SDTプログラムを生徒らに周知することで、生徒らによるアルコールやタバコ、大麻の使用頻度が減少するかどうか評価した。
研究者らは、「過去の研究と同じように、今回の研究結果から、生徒にSDTについて知らせることで薬物使用が減少することはない」と報告。
「今回の研究により、SDTが比較的効果のない薬物予防政策だとした過去の研究結果が裏付けられた」と結論した。
ランダム試験プログラムなど、SDTプログラムについての過去の評価では、当該プログラムを課しても、学生の薬物使用は減少せず、場合によっては、「大麻以外の薬物の使用が増加する」と報告されている。
詳しい情報は、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。この研究の全文 "Student Drug Testing and Positive School Climates: Testing the Relation Between Two School Characteristics and Drug Use Behavior in a Longitudinal Study" は、Journal of Studies on Alcohol and Drugs に掲載されています。
Source: NORML NEWS
Study: Student Drug Testing Programs "Ineffective"
Thursday, 16 January 2014
翻訳:bongyo
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