2014年2月28日(木)
メリーランド州ランドーバー:米てんかん治療振興財団(The Epilepsy Foundation of America)は先週公表した声明の中で、患者が合法的な治療選択肢として大麻草を利用することを支持し、大麻草の効能を評価する臨床研究の実施を阻害している連邦の規制を終わらせるよう要請していることを明らかにした。
フィリップ・ガットーネ同財団会長とウォレン・ラマート同取締役会会長は声明の中で、「てんかん治療振興財団は、てんかんに悩む患者とその家族には、医療大麻を含め、医師が指導する治療法を利用する権利があると考えます。・・・(中略)・・・患者と担当の医療関係者が、抑えようのないてんかんに対する医療大麻の可能性がその危険性に勝ると感じるならば、患者家族は、合法であれば医療大麻を選択すべきです。5年後とか10年後とかではなく、今すぐにです」と明言。
そして次のように付け加えている。「当財団は、てんかんに対する医療大麻の研究や臨床試験を制限する連邦麻薬取締局の規制を終わらせるよう要請します。・・・(中略)・・・カンナビジオール(CBD)など、医療用大麻の成分の中には、動物実験で効果を表すものがあり、患者からも有望な症例報告がなされています。しかし今後、医療大麻が効果的で安全か、またどのような形態で使用した時に最も効果的で安全かを証明するため、さらなる研究および公平な臨床試験が必要です。医療大麻の使用規制は、そのような研究の障害になっています」。
声明文では、「現場の小児科医も支持する小児の使用を含め、てんかんに対する治療の選択肢として医療大麻の利用機会が増えるように州法を改正すること」も求めており、「現在合法な州では、医療大麻の使用条件にてんかんも含めるべき」、と述べている。
詳しい情報は、NORML事務局長アレン・セント・ピエール((202) 483-5500)または、ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
Epilepsy Foundation Calls For Increased Patient Access To Medicinal Cannabis
Friday, 28 February 2014
翻訳:bongyo
コメント
CNN番組の影響大ですね。
WEED - 日本語字幕付き この3月には、その続編「Weed2」も放送されてます。
他にも、慢性疼痛、クローン病、多発性硬化症、アルツハイマー、がん、などなどの効果も大きいはずなので、また取り上げてほしいものです。最近物議を醸してる「アイスバケツチャレンジ」のALS(筋萎縮性側索硬化症)にも効果があるんですよね。
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