バンクーバーに急増したマリファナ専門薬局とは?

投稿日時 2014-08-26 | カテゴリ: 今週のマスコミよかった大賞

サル・パラダイス

週刊現代 盛夏の特大合併号
今週の遺言 大橋巨泉
第271回

バンクーバーに急増したマリファナ専門薬局とは?
日本ではまず煙草の規制から


大橋巨泉さん、金持ちですねえ、さすが。なんか、毎年、2か月くらいバンクーバーで妻とゆっくり暮らしてるそうですよ。


でね、今年来てみたら、なんかちょっと異変があったようで。そう、マリファナ(大麻)を売るお店がたくさんできてたって言うの。巨泉さんによれば、バンクーバーでは、マリファナを吸ったり、売買したりすることは禁じられているけど、個人でケーキやクッキーになったものを楽しむのはOKなんだって。それらは、リクリエイショナル・マリファナと言うそうで、その薬局が今では何と45軒もあるんだって。名古屋にある牛丼屋より多いんじゃないの、もしかして。

でね、この2ページの記事で、まあ、世の中こういう流れですよ的な、すごく肯定的な感じで進められててね、左側ページで、いきなり否定的になるという、なんか後半いたって不自然ですよ。

だって、まずマリファナの医学的効用をちょっと紹介しておいて、がんやねエイズにどう有効かと書いてるの、いきなり、デンバーのライト医師の「長い目で見れば他の治療法ですませたい」は僕には説得力があった。って、どういうふうに?・?ライト医師がなぜそう思ったか理由も書いてないのに。

で、次には、巨泉さんが昨年末咽頭がんを患って、病院の薬では眠れたけど、食欲は減退し、寝てばかりいたため筋力を失い、今もって体力を回復できずに苦しんでいるとなって、むかし(50~60年代)、マリファナを吸引していた(おお、いきなりのカミングアウト、皆も続け)ころは、明るくおしゃべりになって、やたら腹が減って食べる、でもって、たばこをやめるより慣習性もなかった。って、全然前とつながってないので、ちょっとフォローすると、たぶんマリファナで医療的にやれば、明るく、楽しく、元気よく、えー、もう、はい、食欲もあるしねー、体力もそのままでできたんでないの~といいたかったかと。

で、さらに、巨泉さんが心配するのは、若い人が楽にアクセスできるようになれば、ここから入ってコカインやヘロインや覚せい剤にいかないかって。

いきません。そりゃ、そのなかで数人は行くかもしれません、でも、それは、マリファナが解禁でなくても、行ってた方です。むしろ、マリファナがアンダーグランド下にあることで、本来行かない人までも、覚せい剤まで行っちゃってます。断言、きっぱり。

でなくて、政府等がしっかり大麻を管理して、成人であれば、安全に入手できるようにして、なおかつ危険ドラッグに関しては、まあ、危険でない物もかな、ちゃんとした情報を公開し、教育していくこと、これにつきます。

で、最後に、このトレンドが日本に入ってくるとは思えない。しかしカナダにもこれ以上入ってきて欲しくない。と言っておきながら、マリファナへのアクセスも同様だが、日本ではまず煙草から始めなくては。って、わかんないよ。何が言いたいのか。結局、巨泉さん、極度の嫌煙家になったの?

なんかねー、最後の方は、中途半端に極度にお上に遠慮した結果なのか、編集部が中途半端に修正した結果なのか、もう、オレの方で裏読みすると、巨泉さんの考えは世界トレンドはマリファナOKだから、日本でも認めるべってことでしょ。





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