調査:線維筋痛症患者が大麻により緩和を自覚すると報告

投稿日時 2014-10-27 | カテゴリ: NORML News

 

 

2014年5月1日(木)

コロラド州ゴールデン:米国疼痛基金(The National Pain Foundation)と NationalPainReport.com が行なった、1,300 人以上の被験者を対象にしたオンライン調査の結果によると、大麻を試した線維筋痛症患者は、大麻を使用すると、従来の代替薬よりも症状が緩和すると申告しているという。


調査対象者のうち、379 人の回答者が、以前に大麻を治療目的で使用したことがあると報告。そのうちの 62 %が、大麻が症状の治療に「非常に効果がある」と評価した。また、大麻には「効果が全くない」としたのは、5 %に留まった。

比較すると、処方薬、シンバルタ(一般名:デュロキセチン)を使用した患者のうち 8 %が、同医薬品は「非常に効果がある」とし、60 %が「効果が全くない」とした。リリカ(一般名:プレガバリン)を使用した患者のうち、10 %が「非常に効果がある」とし、61 %が全く効果がないと答えた。また、サベラ(一般名:ミルナシプラン)を使用した患者については、10 %が効果があるとし、68 %は効果がないと答えた。

今回の調査で評価された上記 3 つの処方薬はそれぞれ、米国食品医薬品局(FDA)が線維筋痛症(筋骨格痛や疲労、首、脊髄、肩、尻などの圧痛点などの特徴がある疼痛症候群で、標準的な鎮痛薬ではほとんど抑制できない疾病)の治療薬として認めている。現在、米国民のおよそ 500 万人が、線維筋痛症を患っていると言われている。

詳しい情報は、NORML 副事務局長 ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問合せください。

Source: NORML NEWS
Survey: Fibromyalgia Patients Report Subjective Relief From Cannabis
Thursday, 01 May 2014

翻訳:bongyo





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