2014年6月5日(木)
ワシントン,DC:米下院議員らは先週、司法省による、州の医療大麻法を遵守する市民に対する介入措置を制限する『2015年商務・法務・歳出に関する法案』(2015 Commerce, Justice, and Appropriations Bill)の予算修正の承認を投票により決議した。
同修正案は、ダナ・ローラバッハー議員(共・カリフォルニア州)が提起。次のように言明されている。「当法令で司法省の利用可能になった資金は、・・・州による・・・医療大麻の栽培、販売、所持および使用を認可する独自の州法の施行を阻害するために使用してはならない」。
下院議会では、 219 対 189 票で、この修正案が承認された。賛成票の内訳は民主党の170 票に対し、共和党 49 票。
NORML 広報部長エリック・アルティエリは今回の投票について、次のように述べた。「今回初めて、連邦議会議員の大多数が、医療用の大麻使用の制度化を求める州は、連邦政府に介入されない形での活動を許可されるべきだ、ということを認めているのだ」。
次は、上院での過半数の承認が必要だ。
下院議会は、連邦政府による、州の医療大麻プログラム(栽培を含む)に介入するための資金提供運動を禁止する別の修正案も承認する決議を行なった。連邦議会は今年になって、連邦政府によるヘンプの再分類がなされないまま、州後援のヘンプの研究を認可する一括農業法案の一部(7606 項)を承認した。
米国ではこれまで、12 以上の州がヘンプを農作物再定義し、州後援によるヘンプの栽培・研究を許可する法令を施行している。
詳しい情報は、NORML事務局長アレン・セント・ピエールまたは、広報部長エリック・アルティエリ(電話(202) 483-5500)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
House Members Vote To Limit Feds' Interference In State Medical Marijuana Programs
Thursday, 05 June 2014
翻訳:bongyo
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