さっきこんなメールをもらった。
私は大麻解禁派の人間なのですが、先日下記の記事を目にしました。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41597
新しい医療の文献だそうですが、こちらの研究結果に関しては皆様どうお考えでしょうか。
記事にして頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
リンク先は現代ビジネスのサイトで、2014年12月31日(水)のニューヨークタイムスの記事が元記事らしい。
次のように返信した。
メール拝見しました。情報ありがとございます。
若年層の大麻喫煙が脳に悪影響を与えるという研究報告はこれまでにもありましたね。20年近く前だったか、ジャマイカなど生活習慣に大麻が溶け込んでいるような地域で大規模な追跡研究がありましたが、大麻を日常的に使っている者と、そうではない人の間に、有意な差異は認められなかったという結論でした。
が、記事が指摘しているように、現在流通しているような強烈な効きのモノを、まだ脳の発達段階にある若年層がやるのは、医療目的を別として、良くないと私も思います。これは大麻に限らずアルコールでもタバコでも同じですが。
記事のページのツイッターでツイートしました。
てなことで。
白坂
苫米地英人さんも同様の懸念を表明されている。下はYouTubeのサイト。
【苫米地英人】マリファナ合法化は反対!日本でマリファナを合法化するとこんなことが起る。
確かに私が若い頃に吸っていたハッパと、今の強烈な効きの大麻は、まるで別物のような、隔世の感がある。脳が発達段階にあるヒトに大きなリスクになる可能性があるなら、社会としては、十分に取り扱いに気をつけるのが良いと思う。
ただ1つだけ言っておきたいのは、若年層、あるいは中年層を含めてもらって構わないが、自らの心身に危険だからといって、その所持や使用を懲役刑で罰するというのは、チョー行き過ぎたパターナリズムであり、「自殺したら死刑」と言っているのと同じだ。
心身を病んだ者に必要なのは刑事罰ではなく、治療である。
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