0.7gのリーフ

投稿日時 2006-08-31 | カテゴリ: 白坂の雑記帳

職質で所持品検査をされ、大麻所持で友人が逮捕されたという相談が以前あった。
逮捕された若者の両親はパニックに陥ったそうだ。
 
弁護士を紹介してほしいとのことだったので、その地域で思い当たる二人の弁護士の名前を伝えた。
すぐにそのうちの一人を選任したそうだ。
しばらくして、不起訴で済んだというメールが届いた。
大麻所持の現行犯で逮捕されて、勾留され、不起訴で済んだなんて、弁護士の腕がいいのか、どういうことか、再度事情を聞くと、所持していたのは0.7gのリーフだったそうだ。
 
0.7gのリーフ。リーフで0.7gというと、見た目はどのくらいの量になるのだろう。
大麻樹脂0.7gだったら不起訴で済んだだろうか。その程度で逮捕された者もいる。
裁判レポートのNさんは0.4gのチャラスで有罪判決を受けている。
リーフ0.7gでは大麻の反応が正式には取れず、起訴を断念したのだろうか。
さすがにこんなことを犯罪として法廷に掛けては忙しい裁判官に申し訳ないと自制したか。
 
0.7gのリーフ。何のために持ち歩いていたのだろう。
バッズを吸った残りだったのだろうか。
銘柄は何だったのだろうか。
     
それにしても、0.7gのリーフを持っていただけで逮捕するニッポンの現実。
警察力の無駄遣いもいいところだ。
そんなもの押収したところで吸えないだろうに。
 
不起訴で済んだとはいえ、逮捕された若者や両親の精神には深いトラウマが残ると思う。
いったい、こんな厳罰規制に何の意味があるだろう。






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