CBDの適応症

投稿日時 2015-03-11 | カテゴリ: プロジェクトCBD

CBDの適応症

これまでの科学的研究により、CBDには次のような症状に対する治療効果の可能性があることがわかっています。今回、高CBD薬剤が有効なことがわかっている症状の一覧を編纂するにあたり、論文審査のあった数百におよぶ科学誌の記事を検証しました。

関連する報告は、米国立医学図書館のオンライン・サービス、PubMed から抜粋し、臨床診療における大麻に関するジャーナル、O’Shaughnessy 誌からも追加しました。また、Time 誌や Daily Beast 誌などの一般誌からも記事をいくつか抜粋しています。


PubMed 出典の報告は、そのほとんどが、単一のカンナビノイド分子や、試験管、シャーレ、動物実験、ヒト細胞株などに関わる前臨床研究の抄録です。

すべての哺乳類には、薬理学的にカンナビノイド化合物に反応する細胞受容体がありますが、動物実験や他の前臨床研究のデータは、ヒトの経験に必ずしも適用できません。

GW製薬は、主に神経障害痛の患者を対象にしたSativex(高CBD大麻エキス)の臨床試験に今のところ成功しており、その要約は一覧に含まれています。さらに、ブラジルやイスラエルでは、合成CBDについての研究が行なわれています。不幸にも、米国では、大麻禁止法がもたらす政治的な制約により、臨床志向のCBDの研究は違法とされています。

以下の報告はほとんどが、特にCBDに関するものですが、THCやCBDA(カンナビジオール酸)、THCV、CBG、CBDVなど、他の植物性カンナビノイドの治癒可能性について検査しているものもあります。また一覧には、CBDから焦点を外し、内因性カンナビノイドシステムのさまざまな側面を明らかにする PubMedの研究も2、3 含まれています。

高CBDカナビスの各症状に対する科学的エビデンスは下記をご覧ください。

(THC編集部注:各症状についての報告を出来る限り訳して掲載していきたいと思っています)


症状
一般(General)
ニキビ(Acne)
注意力欠如障害/注意欠陥過活動性障害(ADD/ADHD)
薬物依存(Addiction)
先天性免疫不全症候群(AIDS)
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
アルツハイマー病(Alzheimer's)
拒食症(Anorexia)
抗生物質耐性(Antibiotic resistance)
不安神経症(Anxiety)
アテローム性動脈硬化症(Atherosclerosis)
関節炎(Arthritis)
ぜんそ(Asthma)
自閉症(Autism)
双極性障害(Bipolar)
ガン(Cancer)
大腸炎/クローン病(Colitis/Crohn's)
うつ(Depression)
糖尿病(Diabetes)
内分泌疾患(Endocrine disorders)
てんかん/発作(Epilepsy/seizure)
繊維筋痛症(Fibromyalgia)
緑内障(Glaucoma)
心臓病(Heart disease)
ハンチントン病(Huntington's)
炎症(Inflammation)
腸管過敏症(Irritable bowel)
腎臓病(Kidney disease)
肝臓病(Liver disease)
メタボリック症候群(Metabolic syndrome)
偏頭痛(Migraine)
気分障害(Mood disorders)
乗り物酔い(Motion sickness)
多発性硬化症(Multiple sclerosis)
吐き気(Nausea)
神経変性(Neurodegeneration)
神経障害痛(Neuropathic pain)
肥満(Obesity)
強迫神経症(OCD)
骨粗しょう症(Osteoporosis)
パーキンソン病(Parkinson's)
プリオン/狂牛病(Prion/Mad Cow disease)
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
リウマチ(Rheumatism)
統合失調症(Schizophrenia)
鎌状赤血球貧血(Sickle cell anemia)
皮膚疾患(Skin conditions)
睡眠障害(Sleep disorders)
脊椎損傷(Spinal cord injury)
ストレス性疾患(Stress)
脳卒中/外傷性脳損傷(Stroke/TBI)

Source: Project CBD
Project CBD > Medicine > Conditions

翻訳:bongyo





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