研究:ADHD患者に大麻治療が奏功する

投稿日時 2015-11-03 | カテゴリ: NORML News

2015年10月29日(木)

ドイツ コロン発:「第7回カンナビノイド研究ワークショップ」で最近発表された臨床試験データによると、注意欠陥過活動性障害(ADHD)に苦しむ成人患者が大麻を服用すると、症状が緩和するという。

ドイツの研究者らはこのたび、治癒耐性があるADHDに苦しむ30名の患者における大麻の効果を評価した。法律では、従来の薬剤では奏功しない患者は、保健省に権利の放棄を申請し、薬用に大麻を使用することができる。


報告によると、被験者の過半数は、大麻治療の後、「集中力や睡眠の向上、衝動的行動の減少」など、ADHDの症状に緩和が見られた。同コホートの30名のうち22名は、この研究中、従来の医薬品の使用を止め、代わりに大麻のみを使用して症状の治療を行なうことを選択している。

過去の症例研究でも、合成THCがADHDと診断された28歳の被験者の「能力や行動、精神状態にプラスに影響する」という同じような報告がなされている。

詳しい情報は、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。この発表論文の抄録は、http://cannabis-med.org/nis/data/file/abstractbook.pdf に掲載されています。

Source: NORML NEWS
Study: ADHD Patients Responsive To Cannabis Therapy
Thursday, 29 October 2015

翻訳:なみ

コメント:『注意欠陥・・・』にも効果があるのですね。意外です。でも、ま、不注意であたふたしたりするのは、だいたい慣れないうちだけですからね。

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