2015年11月12日(木)
ワシントン DC発:米麻薬取締局(DEA)チャック・ローゼンバーグ局長が先週行なった発言によると、大麻草は薬用ではなく、そのように分類されるべきではないという。
ローゼンバーグ局長は水曜日、記者らに対する話の中で、大麻に含まれる成分は治療法になる可能性が「極めて有望だ」としながらも、大麻草自体が医薬になるという見解については、「単なるジョークだ」として否定した。
ローゼンバーグ局長のコメントについて、NORML副事務局長ポール・アルメンターノは「DEA局長の発言は、公の意見や科学界の総意と著しくかけ離れている」と述べ、現在23州とワシントンDCが医療大麻を法律で認めており、この案件について意見を求められた医師の半数以上が大麻を患者らの合法的な治療オプションにすべきと主張していることに触れた。
さまざまな患者における大麻草の治療効能と安全性を評価した、米食品医薬品局(FDA)承認の臨床試験に関するレビューの結果では、「(大麻の)スケジュール1の分類は論証できるものではない。大麻に医療価値がないとか、安全性についての情報に欠けているというのは誤っている」とされた。
オバマ政権にローゼンバーグ局長の解雇を求めたchange.orgの嘆願には、すでに1万件を超える署名が集まっている。
詳しい情報は、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
DEA Chief: Marijuana As Medicine "A Joke"
Thursday, 12 November 2015
翻訳:なみ
コメント:こういう苦し紛れの発言は、本人は矛盾しているという自覚はないのでしょうかね。 そういえば、こちらは日本の元官僚ですが、こういう無責任な発言をする、責任ある立場の人間がその立場に居続けるというのはどうなんでしょう。
あまりにも無責任で横柄な天下り財団の冨澤専務理事(2)(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターとの対話
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