2015年12月4日(金)
ニューヨーク州ニューヨーク発:対人口の大麻所持逮捕者比について米国で最も高かった区域、ニューヨーク市とワシントンDCで、その数が大幅に減少している。
ニューヨーク州の刑事司法課(Division of Criminal Justice)が発表した統計によると、ニューヨーク市警が2015年のこれまでに大麻違反で逮捕した人の数は、昨年の同時期に比べて40%減少している。この変化は、ビル・デ・ブラシオ知事と警察本部長が昨年行なった、年間平均30,000件もの大麻所持逮捕者を減少させるという誓約を受けたものだった。
ワシントンDCにおける大麻での逮捕者も2015年には激減した。11月2日時点で、DCの警察による大麻違反での逮捕者は(昨年より99%以上減の)わずか7名だった。
去る11月ワシントンDCでは、有権者の70%以上が住民投票案I-71を承認した。I-71は、成人による2オンスまでの大麻の所持と6株までの大麻草の栽培について、刑事および民事の罰則を削除するものだ。
コロラド州とワシントン州でも同様に、2012年の大麻販売規制法案以降、大麻関連の違反による逮捕者は減少している。コロラド州では、大麻の所持、販売および栽培で同州裁判所に起訴された事件の総数は、2010年の38,878人から2014年の2,036人と、95%も減少した。ワシントン州では、2011年から2014年の間に大麻関連の起訴件数は80%以上減少した。
詳しい情報は、NORML理事長アレン・セントピエールまたは、政治部部長ダニエル・キーン(電話:(202) 483-5500)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
Cities See Major Decline In Marijuana Possession Arrests
Friday, 04 December 2015
翻訳:なみ
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