医療大麻法により肥満が減少する

投稿日時 2015-12-16 | カテゴリ: NORML News

2015年12月10日(木)

カリフォルニア州サンディエゴ発:『健康の経済学』(Health Economics)オンライン版で印刷版に先立って公表されたデータによると、医療目的の大麻の使用を許可する法律が施行されると、肥満に関連する年間の医療費が減少するという。


サンディエゴ州立大学の研究者らは、米国の、病害対策の行動危険因子サーベイランスシステムセンター各所における12年間のデータをレビューし、医療大麻法が体重、身体的健康、肉体運動などにもたらす影響について分析した。

報告によると、「医療大麻法の施行により、肥満になる確率は2%から6%減少しており、(中略)医療大麻法により、肥満関連の医療費について、1人あたり年間58ドルから115ドルの減少がもたらされると考えられる」。

研究では、35歳以上の人々は、医療大麻法の承認により、「医療大麻を使用するという仮説に合う形で、身体的健康と肉体運動の頻度が向上している」ことがわかった。また、35歳未満の成人については、肥満の減少は、飲酒の頻度が減った結果であることを理論化した。

結論では、「この結果は、医療大麻報告によって、比較的高い年齢層の人々が健康を目的に大麻を使用する傾向にあり、低い層では低カロリーの食品嗜好に向かう傾向にあるとする仮説に一致する」としている。

この結果は、大麻の使用歴がある人は、使用歴がない人に比べて、肥満度指数と肥満になる割合が低いとした過去の研究と一致するものだ。

プロス・ワン(PLoS ONE)誌で今月公表された前臨床データでも、食餌性肥満のマウスにカンナビノイドを投与すると、体重の増加を防ぐことができると報告されている。

詳しい情報は、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。この研究の全文 "The effect of medical marijuana laws on body weight" は、Health Economicsに掲載されています。

Source: NORML NEWS
Study: Medical Marijuana Laws Associated With Decreased Obesity
Thursday, 10 December 2015

翻訳:なみ

コメント:「あたしも大麻吸えなくなってから、太っちゃったわよ。どうしてくれんのよ」って誰かにいいたいわよ。





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