報告:刑事司法は未だ大麻治療プログラムに委託している

投稿日時 2015-12-26 | カテゴリ: NORML News

2015年12月17日(木)

ワシントンDC:米保健社会福祉省が今月公表した報告によると、この1年以上の間、大麻関連の問題で薬物中毒の治療プログラムに加入した人の半数以上は、刑事司法による委託だった。


2003年から2013年において、大麻を『主な乱用物質』として中毒治療を受けた人の52%は、刑事司法による委託だった。その内のほぼ半数(44%)は、執行猶予や仮釈放の条件の一部として、参加していた。

大麻中毒治療プログラムに参加したわずか18%が自己申告によるものだった。主に大麻で参加している人は、他のすべての薬物に関連する参加者全体を合わせた数よりも自ら治療に参加した数は少なかった。

このデータは、過去に連邦が行なった報告の中でも、大麻の治療プログラムに参加したわずかの人しか、大麻を乱用していると感じていなかったこと、また近い過去にも使用していたと感じていなかったという結果となった報告を反映するものだ。

詳しい情報は、NORML事務局長アレン・セントピエール(電話 (202) 483-5500)、またはNORML副事務局長ポール・アルメンターノ(メール paul@norml.org)にお問い合わせください。

Source: NORML NEWS
Report: Criminal Justice Referrals Still Driving Marijuana 'Treatment' Admissions
Thursday, 17 December 2015

翻訳:なみ
訳者コメント
大麻の治療プログラムは、日本でも意図的に数を増やしているようなところがあるのではないでしょうか。

ある研究では、前頭葉が成長しつくした成人が大麻依存に陥ることは少ないということがわかっています。つまり、前頭葉が成長段階にある時に大麻を体内に入れると、体内カンナビノイドを生成する能力が未熟なままになって、依存を引き起こすということ(↓関連動画)。それが、数少ない大麻の欠点のひとつだと思います。だからこそ正しい情報を広めなければ、高校生だとか、驚くことに小学生だとかが興味本位で始めてしまい、大麻依存を生み出すことになる。「ダメ。ゼッタイ。」では何も解決しないどころか、そういう方針自体が、大麻の害を生んでいます。
関連:https://www.youtube.com/watch?v=WfOP-7ILM38





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