2015年12月17日(木)
ミシガン州アナーバー: ミシガン大学がまとめた毎年の調査のデータによると、ティーンエイジャーによる自己申告の大麻使用は2010年から減少している。
研究者らによると、未成年者による大麻の使用は2010年からわずかに減少し、アルコールやタバコのなど、他の薬物の使用は記録的な低さとなった。若年者は大麻の入手がますます困難になっていると報告したが、その傾向は1990年代後半から続く傾向である。
今回の結論は、大麻の医療的および社会的な目的の使用を許可する州法の施行が、若者による大麻使用の全体的な増加とは関連していないとした他の研究結果と一致するものだ。
詳しい情報は、NORML事務局長アレン・セントピエール(電話 (202) 483-5500)、またはNORML副事務局長ポール・アルメンターノ(メール paul@norml.org)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
Federal Survey: Marijuana Use By Young People Declining
Thursday, 17 December 2015
翻訳とコメント:なみ
他の多くの統計と同じく、これも今の薬物政策、大麻政策が失敗していることを証明するものですね。1990年後半は、米国で医療大麻が認められ始める過渡期。2010年前後には加速度的に医療大麻合法の州が増えていた。頭ごなしに「ダメだ、ダメだ」と言われると、余計にしたくなるのが多くの人の心なのではないのでしょうか。日本は、薬物について早く寛容な政策をとらなければ、薬物使用の若年齢化は進む一方でしょう。この前の「京都の小学生が大麻を吸った・・・」というのも現行の大麻政策が生む弊害なのだということがわからないのですかね。正しい薬物政策を遂行して、正しい薬物教育を国が率先しておこなうことを望みます。
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