研究:大麻ユーザが大麻とアルコールを併用する頻度は低い

投稿日時 2016-02-17 | カテゴリ: NORML News

2016年1月7日(木)

カリフォルニア州サンタモニカ: ジャーナル『中毒症』(Addiction)のオンライン版で、印刷版に先立って公表されたデータによると、大麻ユーザは、その使用が医療的か社交的かに関わらず、一般的に大麻とアルコールを混用しないという。


RAND薬物政策研究センターとカリフォルニア大学アーバイン校の研究者らは、コロラド、ニューメキシコ、オレゴン、ワシントンの4州に住む18歳から91歳までの被験者による大麻使用のパターンについて調査した。(ニューメキシコ州では医療目的の大麻の使用が合法で、その他の3州では医療目的、嗜好目的ともに大麻の所持と購入、使用が合法である。)

研究者らは、「大麻ユーザは、医療目的、嗜好目的に関わらず、一般的にアルコールとともに使用することはない」と報告。「嗜好目的の大麻ユーザ5人のうち1人未満が常にまたは大抵、大麻とアルコールを同時に使用すると回答し、医療目的のユーザは3%未満が頻繁に大麻とアルコールを同時に使用すると回答した」と結論した。

これまでの研究の中には、大麻がアルコールの代わりに使用される可能性があることを示すもの、また、この2つが補完し合うとするものがある。

詳しい情報、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。この研究の全文、"In the weeds: A baseline view of cannabis use among legalizing states and their neighbors" は、Addiction誌に掲載されています。

Source: NORML NEWS
Study: Consumers Infrequently Combine Marijuana And Alcohol
Thursday, 07 January 2016

翻訳:なみ





大麻報道センターにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://asayake.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://asayake.jp/modules/report/index.php?page=article&storyid=3492