研究:大麻オイルがアルツハイマー型認知症の症状を緩和

投稿日時 2016-02-23 | カテゴリ: NORML News

2016年1月21日(木)

イスラエル ラマトガン: 『アルツハイマー病ジャーナル』オンライン版において、印刷版に先立って公表された観察的臨床データによると、THCを含有する液状大麻エキスを服用すると、アルツハイマー病に関連する激越や認知症など、さまざまな症状を緩和するという。


イスラエルの研究者らは、数週間に渡って、アルツハイマー病患者10名における補助的な薬物療法として、大麻オイルの使用について評価。大麻オイルの投与によって、患者らの症状の重症度スコアが著しく減少したと報告した。特に、オイルの経口摂取は、攻撃性や興奮性、無気力性、妄想性に対応していた。

 

結論によると、「アルツハイマー病患者の薬物治療に医療大麻を追加するのは、安全で有望な治療オプションである」。

 

前臨床研究においては、カンナビノイドが同疾病の発病に対して神経保護的である可能性が理論化されており、過去には、ドロナビノール(経口用ピル状合成THC)の投与により、アルツハイマー型の攻撃性が軽減することが報告されている。

詳しい情報は、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。この研究の全文、"Safety and efficacy of medical cannabis oil for behavioral and psychological symptoms of dementia: An open label, add-on, pilot study" は、The Journal of Alzheimer's Disease誌に掲載されています。

Source: NORML NEWS
Study: Cannabis Oil Mitigates Symptoms Of Alzheimer's-Induced Dementia
Thursday, 21 January 2016

翻訳:なみ





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