2014年10月16日(木)
カナダ トロント: カナダ依存症・メンタル ヘルス センター(CAMH)が公表した政策綱領によると、大麻の使用に関連する社会的損害を緩和するためには、大麻の栽培と販売を法的に制度化すべきだという。CAMHは、メンタル ヘルスおよび依存症に関する、カナダで最大規模のティーチング ホスピタルで、依存症とメンタル ヘルスの分野では世界でも指折りの研究センターである。
CAMHは、「大麻使用の犯罪化は効果がなく、費用も高い上に、不十分な公共政策となる。健康面に重点を置いた規制を伴わせた合法化により、大麻の使用に関連する損害を減らす可能性がある」と認識している。
CAMHが提案する規制には、政府による大麻販売の独占や購入者の年齢制限、大麻製品販売認可施設数の上限の設定などが含まれている。
CAMHの社会学・疫学研究部部長、ユルゲン・レーム博士は次のように述べている。「われわれとしては、この枠組みを、確かな情報に基づいた、大麻政策の将来に関する議論に追加し、考慮すべき要因への指針として機能させ、公共の福祉に最も有効な解決策を導き出したい。(中略)大麻に関する最良の解決策は、厳しい規制のもとでの合法化だと考えている」。
詳しい情報は、NORML理事長アレン・セントピエールまたは、NORML報道部長エリック・アルティエリ(電話(202) 483-5500)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
Canada: Nation's Largest Mental Health Group Calls For Legalizing Cannabis
Thursday, 16 October 2014
翻訳:なみ
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