2016年1月28日(木)
メリーランド州ボルチモア: 『薬物・アルコール依存』(Drug and Alcohol Dependence)誌オンライン版において、印刷版に先立って公表された人口統計評価によると、州法に準拠した医療大麻の使用者に登録する患者は40歳以上が多いという。
ジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生大学院の研究者は、患者の登録を義務付けしている米国8州における医療大麻利用者の年齢別人口統計を評価した。この研究では、「成人の医療大麻利用者は40代から50代である傾向が強く、うち数州では、50代の利用者が全年齢層の中でも最多となった」ことがわかった。
例えば、アラスカ州の認定大麻患者の50%以上は、50歳以上であった。またネバダ州では、58%の大麻患者が45歳以上、バーモント州では50%弱が55歳以上であった。オレゴン州では、44%が50歳以上であった。
一方、未成年の医療大麻登録者は1%未満であると報告された。
この結果は、医療大麻患者のほとんどは20代後半から30代前半であるとする批評家の主張に反するものだ。
全米では、およそ650,000人の米国民が各州の州法に準拠して大麻を使用している。
詳しい情報は、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。この研究の全文 "Trends in registered medical marijuana participation across 13 US states and District of Columbia" は、Drug and Alcohol Dependenceに掲載されています。
Source: NORML NEWS
Study: Medical Cannabis Registrants Often Over 50 Years Of Age
Thursday, 28 January 2016
翻訳:なみ
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