研究:ベポライザーで安全確実にカンナビノイドを服用可能

投稿日時 2016-03-01 | カテゴリ: NORML News

2016年1月28日(木)

スイス ベルン: 『PLOS ONE』誌において公表されたデータによると、電子動力式ベポライザーにより、比較的安全で確実にカンナビノイドを摂取できるという。


スイス人研究者らは、気化ガスで安全かつ効率的にテトラヒドロカンナビノール(THC)とカンナビジオール(CBD)を放出する、さまざまなタイプのベポライザー テクノロジーの能力を評価した。報告によると、正確な温度管理が可能な電子動力式ベポライザーにより、服用が比較的安全かつ安定になる。一方ガス動力式は、確実性に欠け、「治療用としては推奨できない」という。

また結論では、「今回の研究で調査された電子動力式の温度制御ベポライザーは、効率的に酸性カンナビノイドから二酸化炭素分子を除去し、中性カンナビノイドを気化ガス内に確実に放出する。したがって、そのようなベポライザーは、薬用の大麻およびカンナビノイドを安全かつ効率的に服用するのに望ましい方法だと考えられる」とされた。

ベポライザーは、カンナビノイドの気化ガスが生じる温度まで、燃焼する温度に至らない程度まで温める技術だ。臨床試験において、研究者らは、気化が「結果的に燃焼ガスに晒されることはなく」、喫煙よりも高い血漿濃度のTHCを生成すると結論している。

詳しい情報は、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。この研究の全文 "Medicinal Cannabis: In vitro validation of vaporizers for the smoke-free inhalation of cannabis" は、PLOS ONE誌に掲載されています。

Source: NORML NEWS
Study: Vaporizers Deliver Safe, Reliable Doses Of Cannabinoids
Thursday, 28 January 2016

翻訳:なみ





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