ハームリダクション

投稿日時 2006-02-18 | カテゴリ: 白坂の雑記帳

THCは、個人的な大麻栽培や所持で逮捕投獄するのはやめてほしいと主張しています。誰にも、どこにも、被害どころか迷惑すらかけていないのに、罰則があまりにも過剰で、逮捕された者や家族はとてつもないダメージを受ける現実があるからです。

一方、若年層・未成年の薬物乱用が深刻な問題であることにも目を向ける必要があるだろうと思います。
リンクのページでも紹介させて頂いている小森弁護士の「薬物乱用防止 ドラッグについてきちんと話そう」では、ドラッグにハマってしまい、そこから抜け出ようとする若者たちの姿を知ることができます。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~skomori/index.htm

個人使用目的の大麻で逮捕しないでほしいと願う者たちも、若年層の薬物乱用といった社会状況を肯定などしないでしょう。

だからこそ必要なのは、各薬物に対する正しい知識に基づいた教育でしょう。根拠もない頭ごなしのコケ脅しサイトをYahoo!の一番上に出してる手間があるなら、内容を吟味することに労力を使えよ、この天下りタコ野郎と言わざるを得ません。

小森弁護士のサイトでも紹介されている夜回り先生の水谷修氏には、救いがたい薬物嫌悪があるようで、熱意と正義感には感嘆するものの、こういう人が一番困ると私は感じています。

ただ、大麻で逮捕しないでほしいと願う者として、決して未成年者の薬物乱用を助長したり、肯定したりするつもりはないこと、また、そのような現場で格闘し、取り組んでいる人たちに、納得してもらえる言葉を私たちが持つことも大切だなあと、久し振りに小森氏のサイトを読んで思ったのでした。






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