あるメーカーのCBD製品を販売用の輸入食品として通関する手順のその2です。
1月25日:メーカーに発注。
1月28日:商品が日本に着。
2月01日:厚労省監視指導麻薬対策課に、薬事・麻薬に非該当の確認書類31枚FAX
2月02日:FAXが届いているか確認の電話。届いており、来週中には回答するとのこと。
前回はここまでお伝えしました。で、続きです。
かつて「ダメ。ゼッタイ。ホームページ」の記述の確認を求めた際にも2ヶ月以上放置されたうえ、同僚にも手伝ってもらったが根拠は分からない、と、当時の監視指導麻薬対策課情報係の秋篠氏(2003年にうちにガサに来たマトリ)が回答したように、監視指導麻薬対策課は、やたらにずるずる時間稼ぎをする習性がある。
2月2日に「来週中に回答する」と山崎氏は言ったが、2月8日(月)の週に何の連絡もなかったので、約束の週明け、2月15日(月)に、どうなっているのか確認の電話をした。
この電話のあと、山崎氏が言った、担当の谷澤氏からメールがあった。
(株)あさやけ 白坂様
いつもお世話になっております。
先般ご照会いただいた標記、輸入貨物の薬事・大麻該当性確認につきまして
ご連絡が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
当省による確認にあたり、下記について追加資料をご提供くださいますようお願いいたします。
・製品(7種類)それぞれの成分表(PROCESS & CERTIFICATIONS の9ページ目の成分表は、どの製品に係るものでしょうか)をお送りください。
・PROCESS & CERTIFICATIONS の5ページ目の各製造工程について、写真の添付やより詳細な説明をお願いいたします。
(例:6抽出方法や7分析方法の詳細)
税関で貨物が止まった場合には輸入者の方へ上記資料のご提出をお願いしておりますのでお手数をおかけして誠に恐縮なのですがどうぞ、よろしくお願いいたします。
厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課 谷澤
Tel:03-5253-1111(内2774)
私は、谷澤氏の追加資料提出の求めに応じ、メーカに依頼してその書類を取り寄せ、それを添付して、2月18日に返信のメールを谷澤氏宛てに送付した。
厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課
谷澤様
お世話になります。
追加資料の件、メーカーに連絡し、以下、回答を得ました。
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1.製品7種それぞれの分析表とのことですが、エンドカ社のCBD製品群は、同じ原料から作られており、PROCESS & CERTIFICATIONS の9ページ目の成分表は、その原料のものです。
2.PROCESS & CERTIFICATIONS の5ページ目の各製造工程については、追記したPDFを添付します。
製造工程は弊社ウェブサイトで動画を配信していますので確認してください。
https://www.endoca.com/Quality_control1
追加資料として、弊社製品が大麻草の茎と種から作られている宣誓書、CO2抽出に関わるISO証明書、FDA登録証を添付します。
弊社製品は、アメリカ合衆国に事務所拠点を置き、これまでに日本を含む世界の国々に合法的に発送しています。
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以上です。
本件は食品として販売する商品です。速やかなご対応をお願いします。
尚、この追加データで薬事・麻薬非該当の確認が不可の場合、正式な書面で回答をお送り頂きたく、お願い致します。
よろしくお願い致します。
白坂
ところが、。。。
(続く)
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