2016年3月3日(木)
カリフォルニア州サクラメント: プロボルスキー・リサーチ(Probolsky Research)が行なった世論調査の結果によると、カリフォルニア州で投票に行くと考えられる有権者の過半数は、11月に行われる成人による大麻の栽培と販売を制度化する住民投票案に賛成の票を投じるつもりだと回答している。
回答者の60%が、「州法下で嗜好用の大麻の使用を合法化し、政府が小売販売に課税できるようにする」、11月に行なわれる住民投票案に賛成票を投じると回答している。37%が反対すると回答した。
賛成したのは、18歳から34歳までの年齢層(80%)と民主党支持者(69%)に最も多く、共産党支持者(38%)と65歳以上の層(46%)では最も少なかった。
11月の住民投票にかけられると見込まれる「成人の大麻使用に関する法案」(AUMA)は、成人に(6株までの)大麻草の栽培と個人使用量の大麻(約28gまでの花穂および・または8gまでの濃縮物)の所持を許可し、商業利用の大麻の栽培および小売販売を免許制にするもの。カリフォルニア州副知事ゲヴィン・ニューソムはこの法案を支持し、カリフォルニア医師会および全米黒人地位向上協会(NAACP)も同様に支持している。
NORML理事会は2月20日、マサチューセッツ、ネバダ、アリゾナの各州で今年11月にかけられることが見込まれる別の住民投票案、また、ミズーリ州とフロリダ州でかけられる医療大麻関連発案とともにAUMAの支持を決めた。
詳しい情報は、NORML事務局長アレン・セントピエール(電話 (202) 483-5500)にお問い合わせください。
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Source: NORML NEWS
Poll: 60 Percent of Likely California Voters Support Initiative Effort To Legalize Adult Marijuana Use
Thursday, 03 March 2016
翻訳とコメント:なみ
確かカリフォルニアで医療大麻が合法化されたのが1990年代後半でした。この20年ほどの間、連邦政府の干渉など大麻吸いにとっては穏やかでないことも多々あったと聞きますが、それでも有権者の60%の支持を得るということは、嗜好品としての大麻に酒やタバコほどの問題がないことの表れではないでしょうか。コロラドやワシントンなど、いち早く合法化した州の事情も後押ししていると思います。
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