2016年3月3日(木)
豪州キャンベラ: 豪州の国会議員らは先週、認定患者に対する大麻の栽培や販売を免許制下で許可する法案を承認した。
同法案は、1967年麻薬法案を修正し、「医療用および研究用の大麻の栽培および大麻樹脂の生産を許可する」もの。また、州および準州の政府機関に、大麻の栽培および医療大麻製品の製造に着手する権利を与える。
この議会の動きは、臨床試験に参加する患者らが大麻を入手できるようにする豪準州数州の最近の取り組みに続くものだ。
同国保健大臣スーザン・リーは声明の中で次のように述べた。「これは豪州にとって、また、医療大麻製品に着せられた不名誉に長い間懸命に挑んできた多くの支持者にとって歴史的な日です。これからは患者が犯罪者として扱われることはありません。これは患者の長い治療の旅の中で欠落していた部分であり、患者らは、地元で生産される医療大麻製品に、工場から薬局の過程で完全なアクセスが可能になります」。
豪州政府当局は今後、製造免許を発行する前に、この新しいプログラムに向けた制度を進展させ、承認する必要がある。
詳しい情報は、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
Australia: Parliament Votes To Permit Medical Marijuana Production
Thursday, 03 March 2016
翻訳とコメント:なみ
このような、必要とする患者らの身になって発言する大臣のもとでは、官僚らもまともな対応をするのでしょう。CBDに関してさえも法律を超越して規制して、患者らの首を絞めるどこかの国の官僚とは大きな違いですね。
|