研究:CBDの服用でパーキンソン病患者の生活の質が改善する

投稿日時 2016-04-13 | カテゴリ: NORML News

2014年10月2日(木)

ブラジル リベイランプレト:『精神薬理学ジャーナル』(Journal of Psychopharmacology)のオンライン版において、印刷版に先立って公表された臨床試験データによると、精神作用のないカンナビノイド、カンナビジオール(CBD)の投与により、パーキンソン病患者の生活の質が向上するという。


ブラジル サンパウロ大学の研究者らは、パーキンソン病患者21名におけるCBD対プラセボの効能を評価した。報告によると、1日300mgのCBDの服用により、「プラセボに比べて、被験者の健康面と生活の質について総計の平均スコアが著しく変化した」。

CBD対プラセボを評価した別の研究では、CBDがパーキンソン病の症状全般を緩和するとは言えず、神経保護的な役割は果たさないと報告されている。

結論によると、「この研究では、精神科の併存疾患を起こすことなく、パーキンソン病患者の生活の質に関連する測定値を改善し得るCBDの効果が示されている」。また、「パーキンソン病の運動症状に関して統計的に著しい違いが見られたが、同疾病におけるCBDの作用についてより強い結論を導くには、サンプルの規模を大きくし、パーキンソン病の特定症状を系統的に評価する研究が必要である」と付け加えられている。

以前にも、臨床報告において、CBDおよび(または)大麻草が、運動症状の改善、疼痛緩和、睡眠改善、精神病エピソードの軽度化など、パーキンソン病のさまざまな症状に対処する可能性があることが示された。

パーキンソン病患者に関する調査データでは、大麻を試す被験者全体の約半数が、大麻からの安堵感を実感していると報告している。

詳しい情報は、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。この研究の全文 "Effects of cannabidiol in the treatment of patients with Parkinson's disease: An exploratory double-blind trial" は、Journal of Psychopharmacology 誌に掲載されています。

Source: NORML NEWS
Study: CBD Administration Improves Quality Of Life In Patients With Parkinson's Disease

翻訳とコメント:なみ
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