2016年5月19日(木)
ルイジアナ州ベイトン・ローグ: ルイジアナ州のジョン・ベル・エドワーズ州知事が、未行使状態になっている、州の医療大麻法の修正案に署名した。
上院法案271号(Senate Bill 271)は、医師に対して、医療大麻を『処方する』のではなく『推奨する』ことを許可するもの。修正により、医師は、大麻をスケジュール1の禁止薬物に指定している連邦法に抵触することなく大麻を許可することができる。
同法案はまた、大麻治療を受けられる症状の範囲を、「1. がん、2. HIV陽性、3. AIDS、4. 悪液質症候群(消耗症候群)、5. 発作性疾患、6. てんかん、7. けいれん、8. クローン病、9. 筋ジストロフィー、10. 多発性硬化症」に拡張する。
同法案は、医療大麻製品を合成調剤に限定する、同州の大麻治療研究法(Therapeutic Research Act)の文章は修正していない。また、州認可の大麻の栽培を1施設に限定し、大麻製品の販売を10以下の認定薬局に限定する条項にも対処していない。当該の制限は、昨年議会で承認され、発効に至った。また、医療大麻プログラム参加者に州の刑事告訴の免責を与える別の法案、SB 180は下院において審議中で、来週にも投票の実施が見込まれている。
SB 271(上院法案271号)は、ルイジアナ州立大学農業センターと南ルイジアナ大学農業センターに、州のプログラムに使用する医療用大麻の栽培について、免許取得希望の是非を求める文言を含んでいる。
ルイジアナ州は、認定患者に対して、医師の指導による医療大麻および大麻由来の調剤の使用を許可する25番目の州となる。
詳しい情報は、NORML政治部部長ダニエル・キーン(電話:(202) 483-5500)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
Louisiana: Governor Signs Legislation Amending State's Dormant Medical Marijuana Law
翻訳:なみ
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