2016年5月26日(木)
ワシントンDC: 連邦議会上院および下院議員らは投票により、医療大麻が合法の州において、利用の認可を退役軍人まで拡張することを承認した。
下院では先週、233対189という結果で、『退役軍人の公平な大麻利用のための修正案』(Veterans Equal Access Amendment)を支持した。ブルームノイヤー議員(民主党・オレゴン州選出)が2017年度の『退役軍人案件と関連当局の予算法案』(Fiscal Year 2017, Veterans Affairs and Related Agencies Appropriations bill)に当てた修正案は、連邦政府による、患者に大麻治療を推奨する退役軍人専門の医師への制裁を禁止するもの。
条項では、医療大麻プログラム運用中の州に居住する退役軍人は、その専門医から大麻治療の推薦を得ることができ、民間の医師を探す必要がなくなる。現状、退役軍人専門医は、医療大麻が合法の州にあっても、退役軍人に対して、医療大麻の受療に必要な推薦文を与えることが禁止されている。
連邦下院議会では昨年、同様の法案が213対210で否決された。
上院では、上院で変更された同修正案に含まれた同様の文言がすでに承認されている。
上院および下院作成の『退役軍人案件と関連当局の予算法案』は、整合作業の後、大統領へ送られることになる。
詳しい情報は、政治部部長ダニエル・キーン(電話:(202) 483-5500)にお問い合わせください。
Source: NORML NEWS
Congress Votes To Permit Military Veterans Access To Medical Cannabis
翻訳:なみ
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