2016年6月2日(木)
ワシントンDC: 連邦量刑委員会(United States Sentencing Commission)が提供したデータによると、大麻の栽培と成人への販売を制度化する州法が承認されて以降、大麻密輸に関する連邦の起訴が大幅に減少しているという。
同委員会の最近の概況報告書によると、連邦レベルで起訴された大麻密輸違反者の数は2012年の後、劇的に(毎年6,000人以上、2015年には4,000人以下)減少した。
結論によると、「大麻密輸者の数は、2013年度に急激に減少するまで、長い期間をかけてわずかに増加したが、現在では継続的に減少している」という。
減少の期間は、コロラドやオレゴン、ワシントンなど各州で成人への大麻の販売が合法化された時期と重なっている。
米国では、大麻の密輸で有罪判決を受けると、平均29ヶ月間収監されるのが現状である。
詳しい情報は、NORML事務局長アレン・セントピエール(電話:(202) 483-5500)にお問い合わせください。
USSCの概況報告書は、以下のサイトに掲載されています。
http://www.ussc.gov/research/quick-facts/drug-trafficking
Source: NORML NEWS
Feds: Marijuana Trafficking Falls Following Statewide Legalization
関連リンク:連邦麻薬取締官らによる南側国境での大麻押収量が激減2016年3月10日(木)
翻訳とコメント:なみ
これで、メキシコなど麻薬カルテルが横行する国で抗争などによって失われる命がずいぶんと救われるのですね。
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