2016年6月2日(木)
ミズーリ州セントルイス: 『米国児童青年精神医学会ジャーナル』(Journal of the American Academy of Child & Adolescent Psychiatry)誌が新しく公表したデータによると、未成年者による大麻の使用は減少しており、未成年ユーザの間では問題のある使用も減少しているという。
ワシントン大学医学部セントルイス校の研究者らは、2002年から2013年までの間に未成年者らが薬物使用について自己申告した政府調査データについて評価した。12歳から17歳までの未成年者21万6,000人以上が連邦政府に委託された調査に参加した。
研究者らは、過去1年間に大麻を使用したと答えた回答者の割合は、調査期間中に10%減少したこと報告した。また、常習など大麻関連の問題があったと回答した数も2002年から2013年までの間に24%減少している。
今回の研究結果は、多くの州が大麻政策を自由化した過去15年間に若者による大麻の使用と乱用が減少したことを報告した以前の評価に一致するものだ。
詳しい情報は、NORML副事務局長ポール・アルメンターノ(paul@norml.org)にお問い合わせください。この研究の全文 "Declining prevalence of marijuana use disorders among adolescents in the United States, 2002 to 2013" は、Journal of the American Academy of Child & Adolescent Psychiatryに掲載されています。
Source: NORML NEWS
Study: Rates Of Problematic Cannabis Use Fall Among Teens
翻訳とコメント:なみ
特に若者の薬物使用・乱用に対しては、正しい薬物情報と道徳教育以外解決の道はないのではないでしょうか。こと大麻に関しては、「ダメ、ゼッタイ!」の古い情報が、インターネット上で否定されているわけで、情報の修正に踏み切らないことが日本における大麻使用の低年齢化に繋がっているのです。この件に関して、お役人さんの怠慢・無知による弊害や浪費は膨大です。
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