タイは撲滅をあきらめ麻薬合法化を目指す?ニューズウィーク日本版10/4

投稿日時 2016-10-05 | カテゴリ: 今週のマスコミよかった大賞

ニューズウィーク サル・パラダイス

【今週のマスコミよかった大賞】
ニューズウィーク日本版 10.4
タイは撲滅をあきらめ麻薬合法化を目指す?

アジアでの大麻解禁一番乗りは日本だと思ってましたが、というのはうそだけど、タイになりそうですね。
この記事によると、タイはアメリカにならって麻薬に厳しい政策をとっていましたが、ここにきて法相が麻薬の合法化を提案しているという。


その事情としては、タイの薬物事犯の大半は覚せい剤の一種メタンフェタミンなんですが、彼らは強烈な依存症というわけではなく、学業や仕事を元気にするために使用しているとの判断と、アメリカをはじめとした世界が大麻に関して解放政策を取り出していることによるみたい。

で、もうひとつは、タイの刑務所というのは満杯状態でして、その多くが非暴力的な薬物事犯で、合法化により刑務所の過密も解決できるということのよう。

メタンフェタミンの合法化がいいのかどうかはわかりませんが、これにより大麻も合法化となるみたいでして、まあ、その後の予想として、現在犯罪組織の管理下にある薬物が政府の管理下におかれ、衛生的な環境のなかでちゃんとしたものが提供されるようになるだろうということと、やはり、そこから税収がかなり見込めるということ。その税収を使って、深刻な状況の薬物中毒者の治療を行えると非常に前向きな話となっております。

僕的にはG8にも入り、アジアの中での先進国の日本が大麻解放に関して、アジアで一番乗りできないのは残念ですが、タイが解禁されることはいいと思います。

彼の地は昔から観光客の間では、大麻はブッダスティックの産地としてアンダーグランドで有名だったし、温暖な気候で緑が多く、景観に富んで、良質なビーチが多く、大麻が非常になじむ土地だと思います。

はじめは突拍子もない計画で受け入れがたく感じる人も、大麻に関して、トラブルがほとんどおこらないのと、その温暖なビーチでのほがらかな雰囲気を見るにつけ、違和感が薄れていくと思います。合法化により、タイのダーティーな部分も減り、かえって健全なイメージになるのではないでしょうか。

いずれにせよ、欧米人の観光客が多いタイは、より観光客を獲得でき、観光国としてさらに成功すると思います。その成功を間近で見る他の東南アジア諸国も、当然、大麻解放へとなってくると思います。ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、マレーシア、インドネシア。

そこで、大麻の本質を経験する日本人もどんどん増えてきて、そのあとでしょうかねえ、日本が解禁されるのは。かなりラストじゃん





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